ウェアラブル端末にはどのようなフレキが使われる?

ウェアラブル端末(ウェアラブルデバイス)とは

<博士>
ウェアラブルデバイス、ウェアラブルコンピューターといった言葉は既に聞いたことがあるじゃろう。
体に装着するタイプの端末機器ということで、腕時計型で走りながらメールできるものや、メガネ型で目の前にディスプレイが現れるようなものだ。このウェアラブルデバイス(端末機器)にもフレキが使われている。
どのようなフレキが使われているか、きょうはそのあたりを見ていこうと思う。

ウェアラブル端末いろいろ

ウェアラブル端末には、先ほどもあったように主として体に装着されるものに端末機器としての機能を持たせようというものをいいます。つまりスマホを操作しなくても必要な情報を手に入れることができたり、他者とのコミュニケーションが取れたりする機器のことです。
腕時計がテレビ電話になっているという発想は1960年代からありましたが、近年の通信技術の発達から多種多様な製品が商品化されています。まだ一般ユーザーへの普及は進んでいませんが、企業活動の現場では業務の効率化や人為的な作業ミスの軽減や危機回避などの目的でウェアラブル端末の導入が進み始めています。
時計やメガネ型の他にも、ヘッドセットやリストバンド、またディスプレイ付きTシャツも出てきています。

ウェアラブル端末に使わるフレキはどんなもの?

フレキがウェアラブル端末に使われるのは、マイクの口元への位置決めおよびメガネタイプのディスプレイの目元への位置決めに使われるフレキアームです。
性能としては細くて曲げやすく、なおかつ多少揺れても動かない保持力が求められています。
それには、通常のマイクや照明に使用されるスタンドフレキシンブルチューブをさらに細くした、「マイクロスタンドチューブ」が最も適しているとされています。
マイクロスタンドチューブは、スタンドチューブと少し構造が異なります。スタンドチューブが丸い鋼線の間に三角の軟線を組み込んでいく方式でしたが、それに対しマイクロスタンドチューブは丸い鋼線の間に丸い軟線を組み入れていきます。
鋼線の材質はステンレス、軟線の材質は銅や真ちゅうが使用されます。丸線と丸線の組み合わせにより、細径、肉薄にすることが可能となりました。

マイクロスタンドチューブの表面処理には何があるの?

ウェアラブル端末に使われる場合、特にマイクロスタンドチューブのように細いフレキは、メッキや塗装の際に内径側にメッキ液や塗料が回ってしまわないように工夫をすることが必要です。また、曲げた時にメッキが割れたり塗料がはがれたりしやすい傾向にあります。
そのため実際には、熱収縮チューブでカバーしてしまうことが多いです。その理由は口元、目元への微妙な位置決めとしてマイクロスタンドチューブが使われるため、使われる長さが非常に短いことから、熱収縮チューブでカバーするとこが有用とされています。

フレキに求められる機能

将来、脳で考えたことが直接NETにつながるようになれば、こういったフレキも必要なくなるかもしれません。しかしその技術が現実のものとなるまでの間、視覚や聴覚で情報をやり取りするうちは、人の個々人で目の位置や耳の位置に調節できるようフレキは使われ続けていものと考えられます。
ただしそれが今までのフレキとは違い、もっと小さくもっと強いものになっていかなければならないと思っています。

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