インターロックフレキを使用したクーラントノズル

工作機械の中に使われているフレキシブルチューブとは

NC旋盤やマシニングなどの工作機械の中にフレキシブルチューブは使用されています。
一般に研削による加工を行う工作機械では、金属をドリルなどで削る際に熱が発生するため、これを冷却するための冷却液(クーラント液)をかけ流しながら研削するのが一般的です。
その際に、ドリルの先端をピンポイントで冷却させるためにノズルで吐出口を位置決めする必要があります。これはクーラントノズルと呼ばれています。このクーラントノズルは、冷却すべき位置が工具によって変わることがあるため、その都度位置決めを変更できるフレキシブルなノズルが使われているのです。中でも形状保持できるインターロック型フレキシブルチューブを使用したクーラントノズルが近年注目を集めています。

インターロック以外のクーラントノズルにはどのようなものがあるか

これまでのクーラントノズルは、もちろんインターロックフレキを使用するものもありましたが、古くは電気スタンドに使われていたようなスタンドフレキチューブが使われていました。スタンドフレキチューブは鉄製であり、また重いために最近ではあまり使用されなくなっています。
変わって、樹脂製の球状のパーツを組み合わせてノズルにする「セグメント組立て方式」というものが開発され、その利便性からシェアを広げていきました。
一方でセグメント組み立て方式は、樹脂の経年劣化等によって摩擦保持力が減少し、根元が弱くなったり、途中の一か所が吐出時に急に向きを変えたりしてしまうという課題点も見られるようになってきたのです。
その点インターロックフレキは、スタンドフレキチューブよりも軽量でしなやかに曲がり、また長期間使用しても吐出位置がほとんど変わらないという点で、最近見直され始めてきています。
 

インナーチューブにアルミポリ複合パイプを使用

インターロックフレキのクーラントノズル「Sノズル」の構造は、
ステンレスのインターロック型フレキシブルチューブの中に、インナーチューブとして、形状維持するポリエチレンとアルミによる複合パイプが挿入されている構造になっています。これを特殊加工により密着されることによって、保持力と可とう性を両立させたクーラントノズルになっています。
連続して曲げ伸ばしする繰返し曲げ耐性は弱いですが、逆にこの機能を持たせないことによって他にない保持力が可能になったのです。

工作機械以外でも使用されている、まさにスーパーノズル

クーラントノズルのように位置決めをして溶液を吐出させるのは、工作機械に限ったことではありません。産業用部品や食品の製造ラインにおいて、ベルトコンベアを流れてくる製品に噴霧したり滴下するためのノズルとして、広く利用されています。
その保持力は、液圧やノズル長さによっても変わりますが、インターロック型クーラントノズルは位置決めが簡単で位置ずれがしにくい、絶妙なバランスを持った、スーパーノズルです。

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