フレキの音対策いろいろ

フレキシブル博士

オッホン
私の名前はフレキシブル博士
宇宙からフレキシブルチューブのすばらしさを伝えにやってきたのじゃ!?
なんてね。
これから、わしが音響機器をはじめとする家電品に使用されるフレキシブルチューブの特長について説明しようと思うとるんじゃ、よかろう?
まずは、当社の導入事例を見ていこう。

フレキから音が出るのはNG

中堅の音響機器メーカーからメールで問い合わせがありました。
新しくスタンドマイクを開発しているのでフレキシブルチューブを検討したいとのことでした。
詳しくは、長さ200~250mm程度で外径10mm程度の黒色を考えておりましたが、何しろ曲げたり伸ばしたりした場合に音がしないものということが条件でありました。
マイクスタンドの場合、フレキから音がしてしまうとそのままマイクで音を拾ってしまうので、フレキを曲げたり伸ばしたりしても音が出ないものというのが音響メーカー様の基本的な要望事項になっています。
各フレキメーカーも音対策についてはそれぞれ工夫を凝らし、静寂性を追求しています。

曲げるとギシギシする原因

海外製などの安価なフレキの中には曲げるたびにギシギシと音が出てしまうものがあります。
なぜ、音が出てしまうのか。
まずスタンドフレキシブルチューブの構造から説明しますと、図のように丸い材料と三角の材料が使われています。丸い材料はバネなどに使われる硬い材料であり、三角の材料は金属でも柔らかい材料です。この材料が特に鉄の場合に音が出やすくなります。
鉄の場合には、そのままでは酸化してしまうので、必ずメッキなどの表面処理が必要になります。メッキの場合表面はメッキされますが、どうしてもチューブの内部まではメッキされずに残ってしまいます。通常はこれについてメッキ後に防錆処理をしていきますが、防錆処理をしなかったり使用環境が悪かったりすると内部の酸化が進み曲げるたびにギシギシと音がしてくることになります。

マイクスタンドにインターロック

音がしない対策として、先ほどの防錆処理のほかに材料を真鍮やステンレスにしていく方法があります。いずれも音対策としては非常に有効ですが、鉄製に比べ若干保持力に劣ることと、コストが高くなるというデメリットがあります。
今回問い合わせのありましたユーザー様とも何度かその点について協議を重ね、その中で今回開発中のマイクヘッドが非常に軽いことに着目しまして、視点を変えて同じステンレス素材のインターロックタイプのフレキシブルチューブを提案することにいたしました。
インターロックタイプはスタンドフレキシブルチューブと同じように曲げた形状を保持するフレキシブルチューブですが、保持力は劣ります。但し今回はヘッドが軽いのでそれでも十分でした。
また、コストも比較的安価に抑えることができました。

まとめ

本来インターロックタイプは浄水器のノズルなどに使われ、マイクスタンド用ではありませんが、視点を変えてみることによって、場合によっては課題解決につながることがあります。
<博士>
・・・どうじゃね、いろいろなタイプのフレキを実際に触ってみることも、問題解決の近道になるかもしれんぞ~・・・

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